大正6年創業の歴史を誇る大田区池上の櫻井工務店｜木造注文住宅・リフォームを承っております。

1階は鉄筋コンクリート造、2・3階は木造の混構造の新築のお宅です。外観は濃紺の塗壁とコンクリートの打ち放しが明確に対比されたモダンなデザインになっています。室内の壁の色は白を基調にしており、ダークブラウンのドアや床などによって空間を引き締め、上品な仕上がりになっています。キッチンはIHクッキングヒーターを用いており、また仕切りに半透明の3枚引き戸にすることによって空間の仕切りを曖昧にしています。また屋根勾配に準じた天井、梁や火打ちがあらわれた室内空間、ドアのデザインでどの部屋かわかるようになっていたり、多彩なものが入る収納など、たくさんの工夫が散りばめられています。

５人家族の次男夫婦と長男と祖母とが住むお宅で、階別に１階を祖母と長男、2・3階を次男家族とに分けた2世帯住宅です。
1階は祖母の趣味であるガーデニングのためにお庭がよく見えるところにリビングを設け、外への出入りもそこから楽にできるようになっています。2階は開放感のある家にするために吹き抜けにし、3階子供部屋はトップライトから光を取り、天井を閉鎖していないので3階に子供たちが居ても、2階からその気配が感じ取れるようになっています。また紀州材を生かした構造材の露わしにしたデザインになっており、木の強さ、優しさを感じられ、特に大黒柱が家の中心となっており、存在感や頼りがいすら感じる空間になっています。

子供夫婦が住むということで、親夫婦が住んでいる家を増築したお宅。お客様の要望で、健康な家をつくるため、壁は布クロスで仕上げ、天井・床・建具を全て無垢材で仕上げております。また、真壁工法により、柱を露出させることによって、木の吸放出性を十分に発揮させるようにしました。無垢材で仕上げたことにより、触れたときは合板のようなヒヤッとした冷たさはなく、木本来の自然の温もりを感じることができます。2階は屋根の形に沿った勾配天井にし、露わになった梁が空間にダイナミックさを与えています。窓にはドイツから取り寄せた、内開きも内倒しの両方が可能なドレーキップ窓を採用しております。

もともと親夫婦2人で住んでいた2階建てのお宅を2人のお子様がいる娘さんご夫婦と一緒に住むということで、2階部分を全面リフォームを行いました。娘さんご夫婦の要望から、なるべく仕切りがない開放的な空間にしたいということで、個々に分かれていた部屋の壁を取り払い一続きの空間にしました。また壁が少なくなった分の補強として見せる筋交いを入れたり、部屋と部屋の床の高さの違いにによりできたデッドスペースを収納として活用したりなど、匠の技ならではの工夫がなされています。子供たちも部屋すべてが遊び場のようで、とても喜ばれています。